通販を便利にしてくれるAmazon Prime(アマゾンプライム)。
年会費を払うことでお急ぎ便・動画・音楽・写真保存など多くのサービスが使えますが、「この年会費って経費になるの?」と悩む人も多いはず。
この記事では、Amazon Primeの年会費が経費になるケース・ならないケース、注意点や仕訳まで、わかりやすく解説します。
目次
アマゾンプライムの年会費は経費にできるのか?
結論:業務でAmazon Primeのサービスを利用しているなら、年会費も経費にできます。
一方で、私的な買い物や娯楽のために利用している場合は経費にはなりません。
経費になるケースとは
- 事務用品・備品など業務用商品の購入にPrime配送を利用
- 動画コンテンツを仕事の参考や資料として活用(映像制作者など)
- 業務データ保存のためにAmazon Photosを利用
業務との関係性が明確にある場合、年会費を経費として計上可能です。
経費にならないケース
- 私的な買い物(家庭用品・食品など)にしか使っていない
- プライベートで動画・音楽・漫画を楽しむための契約
- 家族全員で利用しており業務と関係がない
これらの場合は「事業主貸」で処理しましょう。
経費にする際の注意点
- 契約内容・支払方法・用途を記録しておく
- 業務利用と私用が混在する場合は「家事按分」が必要
- 明細書や利用履歴の保存も推奨
勘定科目と仕訳の例
● 業務用品の購入や資料閲覧に使用(100%業務利用)
通信費 5,900円 / クレジットカード 5,900円
● 動画制作のためにPrime Videoを活用
新聞図書費 5,900円 / クレジットカード 5,900円
● 家庭用と共用(業務40%、私用60%)
通信費 2,360円 / クレジットカード 2,360円
事業主貸 3,540円 / クレジットカード 3,540円
● 家庭での買い物・動画視聴など私的利用のみ
事業主貸 5,900円 / クレジットカード 5,900円
まとめ
- Amazon Primeの年会費は業務目的が明確なら経費にできる
- 私用利用だけの場合は経費にはできない
- 用途の記録と証拠(履歴・明細)の保管が重要
つい見逃されがちな定額サービスの費用こそ、業務利用かどうかを明確にしておくことが経費処理のカギ。
按分や証拠保存を徹底して、正しく処理していきましょう。











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