お葬式~1回忌~50回忌といった法事(法要)は経費になるのか?
冠婚葬祭といったものはよく経費になるのか?といった疑問が出る事は多いかと思います。それと併せて49日法要、1回忌、3回忌、7回忌、13回忌、33回忌、50回忌といった法事、法要なども経費になるのでしょうか?
突発的な出費であることと、基本的にレシートなどの証明がないものなので特に気になりますよね。
また、頻度が多いとその金額はスルーできるようなものでもないかと思います。よく結婚式などが重なると結婚式ビンボーというお祝い金だけですごい金額になる事も…
今回はそんな中でも法事の際の出費に関して考えてみました。
法事では何が必要か
法事・法要には一連の流れがあるかと思いますが、用意された場に参加する立場からの費用だけ考えさせてもらいます。主に出費は2つ
- お供え物(日持ちのするようなおかきなどが多い。のしは御供え)
- 心付け(現金・封筒に入れて食事費用やその他のお気持ちとして出すことが多い)
と基本的にはこの2つの形で出すことが多いかと思います。
お供え物だけを出す方もいらっしゃいますが、基本的には色々とお金がかかっているのでお金も渡すべきかと思います。
例)
1.住職さん(お坊さん)を呼ぶお布施
2.お食事代(弁当)
3.ご参加いただいた方へ渡す品々
4.当日の飲み物お菓子など
結構な出費です。だからこそ出し合う必要があります。
認められないケース
- 対象や時期などハッキリしない支出で合った場合。
- 高すぎる心付け(現金)
といったことがあると難しいのではないかと考えられます。
冠婚葬祭でもしっかりと経費計上しよう。
大事なことは「誰に」「何を」「いつ」「いくら」がハッキリしていることです。それを守っていれば、聞かれても誠実に返答できるでしょう。おひとり様であっても構いません。
経費として考えられるケース
- お仏壇にお供えする品
- 食事代などでお渡しする(一般的には3,000、5,000円、高くても1万円が望ましい)
- 移動に必要となった費用
仕訳は?
仕訳は大体以下の内容になるかと思います。
お供え品:仕訳は(5000円 現金支払いの場合)
借方 | 貸方 |
---|---|
接待交際費 5000 | 現金 5000 |
心付け:仕訳は(5000円 現金支払いの場合)
借方 | 貸方 |
---|---|
接待交際費 5000 | 現金 5000 |
移動手段:仕訳は(2000円 現金支払いの場合)
借方 | 貸方 |
---|---|
旅費交通費 2000 | 現金 2000 |
まとめ
いかがでしたか?
仕事としてしっかり活用するなら恐れず小さな金額でもしっかり経費に入れちゃいましょう。
特に冠婚葬祭などは社会的な一般常識の範囲内というのが税務的に検討されますので結構主観的、個々の感覚による判断部分も出てくるかもしれません。。。(あってはならない事ですが)
とはいっても面倒な事になるぐらいなら・・・と入れないよりはしっかりと事実として入れる方が帳簿としては正しいものなので入れてしまいましょう。
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